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フォトリーディング集中講座体験記
2004年10月に、フォトリーディング・ホール・マインド・システムの集中講座を受講しました。フォトリーディングは全世界で20万人が学んでいるというテクニックで、これを身に付けると毎秒約1ページの速度で本を読めるようになるのです。
スズラン
要するに非常識とも言えるような速度で本を読むことができるわけですが、かといって単なる速読とも違います。私は、人生の軌道を変えることすら可能なスキルになり得るテクニックだと考えています。

「スキル」「テクニック」というと、仕事をしている人にしか関係ないと思うかもしれません。でも、家庭の主婦であっても活用できることはたくさんあります。私自身、もともとは仕事のために集中講座を受講しましたが、実際には母親として、あるいは主婦として、仕事以外のことに使うことの方が多いように思います。仕事に視野をあてたエピソードは他でも結構読むことができますので、ここでは仕事から切り離した視点で体験記を書いてみたいと思います。

なお、フォトリーディングの詳細については、ラーニングソリューションズ株式会社の公式ウェブサイトを参照してください。

 
受講する?しない?
うちには幼い子どもがいるため、受講に踏み切るまでには1ヶ月ほど迷いました。
受講するなら園善博先生と決めていたのですが、園先生の講座は他の講師の方々より1日の時間数が長いのです(トータルは同じです)。土曜と日曜の2日間いずれも午前9時半から午後7時半までのスケジュールで、往復の移動時間を含めると朝7時に家を出て帰宅は深夜近くになります。家族の食事の支度もしていかなければなりませんし、他に諸々の家事のことなど心配な要素が多すぎました。

多分、主婦や母親であれば似たようなジレンマに陥る人はたくさんいるでしょう。でも、もし少しでも惹かれるものがあるのなら、一度受けてみることをおすすめします。

今になって振り返れば、あのとき受講していて本当によかったと思います。最終的には、神田昌典さん(フォトリーディングをアメリカから日本に持ち込んだ方です)とお会いしたときに彼が口にした「可能なら一度集中講座を受けてみるといいよ。全然違うから」という一言に後押しされて踏み切りましたが、今はこの言葉をそのまま皆さんに送りたい気持ちです。

長時間にもかかわらず退屈したり飽きたりすることなど全然なく、文字通りあっという間に時間が流れます。そして、その日を境に生活が大きく変わります。そのくらい強烈なインパクトのある講座ですね。

もしどうしても時間が・・・ということであれば、自宅学習教材でも良いかもしれません。実は、私は集中講座を受講する前に自宅学習教材も購入しています。一般に独学には「自分のやり方で正しいのかどうか判断しにくい」あるいは「続けるのに意志の力が必要」といったデメリットがあるといわれますが、やってみて分かったのは、マイナスになるかプラスになるかは自分自身の考え方次第だということです(→自宅学習教材活用のコツ)。

いずれにしても、こんなに多くの恩恵を受けてよいのだろうかと思うほどの変化がありましたので、その中から皆さんにも役立ちそうなものをあげておきます。
  

パパ&ママに嬉しい効果
フォトリーディングの最も典型的な効果として、本を読む速度が上がりました。受講直後しばらくは1日1冊のペース、その後は1日3〜5冊くらいのペースで読んでいます。途中から本の調達が間に合わなくなってインターネット上での情報収集に切り替えましたが、まるで1年分が1ヶ月に凝縮されたような感じです。

読んだ本や資料の内容は、仕事に関係するものから子どもを支えるためのものまでさまざまです。特に後者は、フォトリーディングによって子どもの時間軸まで変わったという印象を持っています。


中学生の娘が友達関係や勉強のことで悩みを抱え出す年頃に入り、元気付けたり励ましたり、悩みを聞いたりといった時間が増えました。こうした親子のコミュニケーションで最適なアドバイスをしてあげるためにフォトリーディングを使っています。


また、学校の勉強で分からないところを質問されたときも、フォトリーディングが役立ちますね。私の場合、英語と化学は何を聞かれても問題ないのですが、他の教科は結構忘れています。そこで、インターネットで調べた中学生向けの資料をパパパッとフォトリーディングしてから教えることがよくありました。これはとても効果があり、いつのまにか「全科目万能の家庭教師」になっています。

子どもにとって親は最大の味方であるべきだというのが私の見解です。もちろん、子どもを愛し、尊重することが一番だとは思いますが、そのときどきに合った形で支えることも大切な役目でしょう。特に母親が担う責任は大きいと考えています。かといって、私自身がもともとそんなに完璧なわけではありませんから、子どもの先回りをして情報収集をすることで一歩一歩クリアしています。もちろん、こうして学ぶことで自分自身も一緒に成長していけますので、一石二鳥とも言えるでしょう。
  

こんなにあった!女性にお役立ちのポイント

情報収集以外の効果としては、以前より字がきれいになりました。10年ほど前に日本書道協会から入手した硬筆のお手本を何気なくフォトリーディングしてみたところ、字の形が確実に変わりました。この後、大学時代の恩師に手紙を書く機会があったのですが、昔からこんなに達筆だったかと聞かれたくらいです。

また、あいた時間で料理の本をフォトリーディングしてみたら、急な仕事が入ったときにも冷蔵庫の材料だけで手早く料理ができるようになりました。私はもともと料理は得意な方でしたが、新メニュー開発のアイディアの幅が広がったのは講座受講後からです。電子レンジ嫌いの我が家の場合、これはとても大きなメリットでした。

さらに、知らないところに行く前に地図やガイドマップをフォトリーディングしたら迷わなくなった(一度来たことがある場所のような感じがする)、ガーデニングの写真集をフォトリーディングしたら花壇のプランニングで良いアイディアが出た、アメリカ人に会う前に英英辞典をフォトリーディングしたら会話がスムーズになったといった体験もしています。スーパーのチラシをざっとフォトリーディングすると、欲しかった商品がパッと目に入ってくるということもありますね。

「何かを読む」ということとは無関係なことにも活用できるのが、フォトリーディング・ホール・マインド・システムの素晴らしいところではないかと思います。

たとえばラーニングソリューションズ株式会社のホームページに、次のような事例が掲載されています(『あなたもいままでの10倍速く本が読める』のp.135にも同じものがあります)。

ある宝石商の男性は毎年、展示会に参加していましたが、欲しいタイプの宝石を見つけるのに5日間もかかっていました。ところが、フォトリーディングを学んだ彼は、それを宝石探しに応用します。会場の通路をすばやく移動しながらフォトリーディングをしたのです。

つまり、まず会場全体を無意識のうちに脳に写し取る。そのうえで欲しいタイプの宝石を思い浮かべながら会場を移動するスーパーリーディングを行いました。

直感的にひらめくことがあれば、そのブースをディッピングしたのです。そして驚くべき結果が出ました。その年はたった2時間で必要な宝石をすべて手に入れられたのです。


〜〜買い物に〜〜
上の例と同じことは日常の買い物にも応用できます。特に売り場面積が広く商品点数も多い百貨店では効果抜群ですね。おかげで、主人には「どうしてそんなにうまく見つけられるの」と言われるまでになりました。あちこち探し回らなくてすむことイコール時間と体力の節約になり、それがそのまま別のことにチャレンジできることにつながります。塵も積もれば山となる、です。

〜〜整頓・片付けに〜〜
時間と体力の節約といえば、家の中をフォトリーディングする方法もおすすめです。私は家族から「物品管理部」と呼ばれていて、娘の部屋以外の整頓と物の管理はすべて私の担当です。うちには、自宅兼仕事場だということもあって、普通の家にはないような物がたくさんあります。とにかく細かいものが多く、昔から整頓と片付けにはことさら神経をつかってきました。家族から「○○出して」「○○はどこにある」と聞かれたときに即答するには、家中の物の場所を把握しておかなければならないのです。それでも数年前までは何とかなっていましたが、年々物が増えていって最近は破綻寸前でした。この状況を見事に救ったのがフォトリーディングです。

ついでながら、家の中をフォトリーディングしておくと整頓そのものの効率と腕も上がります。棚のサイズなどいちいち計らなくても、「これはあの場所にちょうど入る」とか「あの箱を使えばちょうどよい」とかいう具合に、ひらめくことが増えるのです。

このように、フォトリーディングを何に活用しているかと聞かれると答えに困るくらい、私は朝から晩までいろいろなことに使っています。

夢の実現に向けて…
繰り返しますが、フォトリーディング・ホール・マインド・システムは単なる速読法ではありません。いろいろなことに応用できる素晴らしいテクニックです。

あきらめかけていた夢がある人、やろうと思っていながら実現せずにいることがある人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。きっと今までとは違った道が見えてくるかと思います。

おまけ−はじめて講座を受講する方へ
集中講座ではとにかく喉が渇くので、水を持参することをおすすめします。私は水が必要になることを知っていたため事前に買っていきましたが、それでも全然足りずに会場ビル内の自動販売機で買い足しました。会場には常に自動販売機があるとは限りませんから、講座を受ける前に近辺のコンビニをチェックしておくほうがよいかもしれません。

どのくらいの水が必要になるかは人それぞれで、休憩のたびに買い足しに行く人もいれば最初に用意した分で足りているように見える人もいました。参考までに、普段あまり水を飲まない私の場合で、初日が1.5リットル、2日目は1.4リットルでした。

どうしてこんなに喉が渇くのでしょうか?医学的な仕組みはよく分かりませんが、脳全体をフルに使うため脳の酸素要求量が増え、結果として酸素を運ぶ赤血球の量が増えるからかもしれません。赤血球の量が増えれば血液が濃くなりますから、体が水分を要求するのかなという気はします。もしそうだとしたら、我慢せずに水分を補っていく方が高い効果を得やすい……のかもしれませんね。

PhotoReading およびフォトリーディングは米国Learning Strategies Corporationの登録商標です。