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人生に奇跡を起こすノート術 (ISBN 4877710523)

脳の驚異的なパワーを全開にさせるためのノート術を記したものです。
ノートとはいえ、学校の授業のみならず仕事やプライベートなど人生のあらゆる局面に応用できます。マインド・マップの作り方や応用方法が具体的に掲載されているため、はじめての人でも馴染みやすいと思います。翻訳に伴う調べ物で専門性の高い資料を読むときにマインド・マップを作成すると、理解度が上がったり記憶に残りやすいといった効果もあります。

マインド・マップは、フォトリーディング・ホール・マインド・システムの第4ステップである活性化にも利用されています。詳しくは『あなたもいままでの10倍速く本が読める』のp.141を参照してください。

第1章 脳には、無限のパワーが眠っている(p.25〜63)
従来のノート法が脳をダメにしていることや、マインド・マップという手法がなぜ有効なのかについて、実例とともに説明されています。

第2章 マインド・マップで脳力を全開させよう!(p.65〜95)
小さなマインド・マップを作る練習をとおして、マインド・マップの構造を感覚的につかみます。

第3章 放射思考を強化して、全脳力を十分に発揮する(p.97〜122)
マインド・マップ作りのルールやテクニックの概要が説明されています。この章にはマインド・マップ作りに限らず仕事や学習全般に当てはまる真理がたくさん含まれていますので、自己のスキルアップを図る上での資料としても有用です。

たとえば、マインド・マップを作る上での基本姿勢として、次の3つのAがあげられています。
「受け入れよ(ACCEPT)」
自分には限界があるとか自分は劣っているといった先入観を持たず、ルールや理論を受け入れることが重要だとしています。
「用いよ(APPLY)」
本から得られた情報をもとに、自分自身のマインド・マップを作ってみることをすすめています。
「応用せよ(ADAPT)」
腕を磨いたら、蓄積された技能を応用することをすすめています。

また、p.114に書かれているマインド・マップ作りに適した環境は、仕事についてもほぼそのまま当てはまります。ただし、2つ目の自然光に関しては、翻訳者の場合はパソコンの置き場も考慮する方がよいでしょう。いくら自然光がよいからといって、モニターに窓の光が映り込んでは仕事になりませんし、パソコン本体に太陽光線が当たるのもあまりよくありません。自然光色の蛍光灯を利用するなど工夫してみるとよいでしょう。

この章にあるような先入観の問題は、自己啓発に類する書籍には必ずといっていいほど出てきます。たとえば『あなたも今までの10倍速く本が読める』では、フォトリーディングを習得するために捨てるべきものとして低い自己評価や不信感、結果を気にする姿勢をあげています(p.50)。『コリンローズの加速学習法』では、否定的な心的障壁を取り除くためには、自分の能力には限界がある、という考え方から脱しなければならないことが記されています(p.99)。そのくらい、先入観や固定観念がスキルアップの邪魔になることが多いのです。同じことはCT方式にも当てはまりますから、自分で自分の限界を設定せずに繰り返し使っていくことが重要です。

第4章 目的別マインド・マップ・テクニック(p.123〜169)
決断力を高める、アイディアを整理する、他人の考えを整理する、記憶力を高める、創造的思考を促すといった目的別にマインド・マップ作成のテクニックが解説されています。

第5章 マインド・マップを自在に使いこなす応用編(p.171〜231)
個人用、家族用、教育用、仕事用の4つに分けて、それぞれの応用例が具体的に掲載されています。この章を読むと、日常生活のあらゆることにマインド・マップを活用できることがよく分かります。