| Chemical Substances Database |
|
化学系の英文には、一般の英和辞典類には出てこない動詞や句が頻出します。 そこで、調べにくい語句・表現に出会ったときの助けになりそうな本を集めてみました。
※下記の一覧では書籍のタイトルをAmazon.co.jp |
||
|
化学英語のスタイルガイド 一読して「こういう本を待っていた」という印象を受けました。前置詞や助動詞の用法が例文付きで分かりやすく説明されているだけでも価値がありますが、語句の点でも類書とは一線を画しています。たとえば、「見込む」「放置する、放冷する」の意味でのallowなど、今までの資料だと探しにくい用例・訳が多数あります。 また、辞書で調べることの難しいスタイルについての解説も抜群によくできています。たとえば、見出し語bracketに、「角カッコ(ブラケット)の主な用例を次に記す」として、「関係式中の濃度の記載」、「縮合環化合物の縮合位置を示す記号」、「化学式や化合物名において,かっこ()だけでは不十分な場合」など、どういうときにどう使うのかが具体的に示されています。 同様に、boldface type(ゴシック体)、capital letter(大文字)、centered dot(中黒)、colon(コロン)、comma(コンマ)、equation(数式)、italic type(イタリック)など、よくここまで集めたと感心するほど、たいていのことは出てきます。さらに、誤訳の多いNMRの記号の意味といったことまでカバーしていますから、化学・バイオ寄りの仕事をする上では非常に重宝するでしょう。読み物として読むだけでも、かなり楽しめます。 |
||
|
化学の論文を英語で書くための化学英語の活用辞典 (机上版;A5版箱入り)
いくつかの版がありますが、非常に重宝する本なのでCD-ROM版を入手できると便利かもしれません。 また、この辞典の特徴のひとつに、和英の部で見出し語に対応する「訳語」が載っているわけではない点があります。代わりに、その語句が実際に使われている例文が多数掲載され、「訳語」に対応する部分がイタリックになっています。 その上、一般の辞書から訳語の特定が困難で初心者の翻訳者に誤訳の多い表現もかなりカバーされています。わたしが現役時代にわりと頻繁に使った辞書のひとつです。 他書で見つけにくい語句の例) 余談ですが、昔この辞典で「part(s)=部」を見つけたときは、ほんとうに感動しました。当時、他のどの辞書をあたっても載っていなかった訳語のひとつです。 |
||
|
Clickケミストリー―化学と英語をChem Tutorで Chem Tutorというのは、一般化学学習用のソフトウェアです。このソフトを使って化学と英語を勉強しましょうという、ガイド本のような書籍です。見開きの左側に実際の画面ハードコピー、右側に日本語での解説と重要語句の説明が付されています。 化学と英語を一度に学ぶことができる以外に、翻訳という観点に立ったときには用語の収集に利用できます。たとえば、1-7 反応収率(reaction yield)の項には、「化学反応式は,反応が完全に進むことを前提に記述されている。実際には100%進行しないことも多いため,3種類の"yield"を使う。」として、具体例が挙げられています。その3つとは、理論収量(theoretical yield)、実験収量(actual yield)、パーセント収率(percentage yield)なのですが、actualを「実験」とすることや、前にくる語によってyieldが「収量」になったり「収率」になったりするといった細かいことは、読みながら用語を拾ってはじめて分かることです。 なお、この本のIntroductionには次のようなくだりがあります。 ※ actual yield=実験収量など、索引に記載のない語句も多数あります。 |
||
|
化学英語用法辞典 上記の活用辞典をかなり意識して作ったような構成になっています。英和の部(p.1〜428)、和英の部(p.429〜546)に、単語3600種、6200例を収録した用法辞典です。付録には「冠詞の用法」「おもな副詞句」「確からしさの度合いを表す助動詞」が含まれています。 |
||
|
|
化学系の英語入門―読む・書く・話す英語の基礎 英文を読むときに参考になることがらをまとめた本です。この本のおもしろいところは、化学的なことがらの説明を英語日本語まじりでしているところでしょうか。高校時代、学校のそばにあったインターナショナルスクールの子どもたちと同じバスで登校していたのですが、ちょうど彼らの会話がこんな感じでした。 たとえば、「5.2.1混合物の分離(separation)」という項は、次のように始まります。 |
||
|
|||||||||||||
|
|
やさしい英語の物理と化学 高校生向けの参考書とクイズを合わせたような本です。 37. The most commonly recycled metal is ____________. 各問に語句のヒントと日本語訳、そして問題の答えが載っています。 |
||
|
かならず上達する化学英語 力強く簡潔明瞭な表現を目指して きれいな英語を書けるようになるための本という位置づけだと思いますが、中身ではまず英文をあげ、対応する日本語訳をカッコで付す形になっています。そして、その英文をどう修正するとよいかという修正例が載っています。もとの英文と修正後の英文を比較することで、どこをどうすればよいかが分かるのですが、先に日本語があって英文(英訳)が来るわけではないため、読みにくいと感じる人も多いかもしれません。 |
||
|
化学英語の基礎―和英・英和用例辞典 I 英文の基礎的語句…「上は・・・まで」「のいずれか」「を定量する」などの具体的な表現が50音順で並べられ、対応する訳語が対訳的に付されています。(p.3〜49) |
||
|
やさしい化学英語 (初版第1版 1986.10、17刷 2001.8) 高校の英語の参考書を見ているような本です。たとえば「工業化学」の「34 Catalyst」項には14行ほどの英文があり、これに読解のポイント、[語句][構文]の説明が付されています。項によっては[文法]<解説>などもついていて、いわゆる長文読解の参考書に似ています。 |
||
|
|||||||||||||
|
|
化学のレポートと論文の書き方 論文やレポートの構成、形式、記載事項、記載例などをまとめた本。翻訳者として使う部分はあまりありませんが、チェッカーの人には嬉しい1冊かもしれません。 |
||
|
内容未確認 工業化学英語 化学英語の手引き 話しながら学ぶ化学英語・本 続 話しながら学ぶ化学英語・本 実務に必要な技術英語〈化学編〉 5W・3H理論による 化学英語の解釈と作文 化学装置がわかる英語 |
||